ここ数十年で男性女性共に未婚率が増加していることを耳にされた方もいらっしゃることでしょう。
国勢調査の結果から20年前との比較をしますと、20代後半の未婚率が男性は横ばいながら7割程、女性は4割程から6割程と未婚の方が多数派になりました。
30代前半においては男性で3割ほどから4割半ばに上昇し、女性に至っては3倍近くに増加しています。これにはどのような背景があるのでしょうか。
◎社会進出に伴う結婚の遅れ
国勢調査の結果からもわかりますように、特に女性の未婚率が急激に上昇しています。これの背景としては女性の社会進出が進んでいることが大きいようです。
仕事を優先するために、なかなか家庭の方に集中する契機がつかめないということと、一度家庭に入ると社会復帰がしづらいという情勢が影響しているものと考えられます。
◎恋愛結婚が主流になったため!?
そして男女に共通する要因として自由恋愛が主流になったということです。
お見合いでの結婚とは違い自由恋愛になりますと、より縛りのない恋愛ができるものの、好きという感情からではお互いを共感し合う段階にまで行きつきにくく、また相手を選ぶ条件は高くなる傾向があるために適切な相手に出会いにくくなってしまっています。
特に仕事をしている方の場合は仕事との兼ね合いもあってなかなか家庭を持つという考えには至りにくいです。
さらに、結婚自体が必ずしもしなくてよいという風潮になってきたことも未婚率の上昇の一因ともいえるでしょう。
◎まとめ
以上、晩婚事情の背景をご紹介しました。
これを読んで婚活に対する自分の心構えともう一度向き合っていただければと思います。