結婚相談所の利用料金が高い傾向になるのはなぜかというと、それだけ需要があるからだと考えて良いでしょう。そして供給が少ないという事も考えられます。ここでいう供給というのは希望するという人という意味ではなく、理想が高い人が多くて現実がなかなか見られていないという意味で供給が少ないという事でもあります。
結婚相談所に関わらず物事の値段というのは、需給によって決まるという事になりますから、需要が多くて供給が少ないということになれば、これは料金が高くなる傾向が出てきますし、逆になれば安くなるということになります。今は結婚という事に対してイメージが昔とは全く変わっていて、結婚してから二人して頑張るというのではなく、前提条件として理想を求めるという事があると考えて良いのかもしれません。
つまり、結婚してから二人で築き上げるという発想がほとんどなくて、相手に対して常に理想を押し付けるという事になるのが結婚の条件のようなものとなっているわけです。ですから、昔でいうところのある程度の家柄以上でなければ自分に対しては家として釣り合わないというようなレベルの条件が、個人レベルで結婚相談所に持ち込まれるようになったと考えて良いのかもしれません。ただし、それは明確な言葉で言う事はありません。条件は記載しないのですが、実際に合うと違うの一言で片づけられるので、なかなかマッチングが成功しないという事にもなるのです。