婚活に限ったことではないと言える傾聴力ですが、婚活の場合は相手の方が自分への関心がどれくらいかを判断する最重要事項なので、特に必要な力ということができます。
自分が話したことを相手の人がどれくらいしっかり受け止めていてくれるかは、自分への興味とか注意の程度がどうかとイコールであり、真剣さがそれにリンクするという判断になるからです。
したがって、婚活を成功させるために傾聴力を高めるのは外せないポイントであり、コミュニケーションのもう一つの方法である話術よりも大事とも言えるので、なにがしかの工夫で高めることが求められます。
一つのヒントは集中するということになります。
相手の話に集中すると、間違いなく聞き上手になるからです。目を真剣に見つめることも自ずと行われます。
一段落したときに頷いたり、「そうなんですか」という言葉が出るようになるのです。
理解できてさらに深く知りたいということになれば、「それはこういうことなんですね」という質問にも結び付きます。
ということですが、逆に集中心が保てないときは、前述した仕草などを思い出して、今度は形から入るのがいいのです。
頷いてみる、合いの手を入れてみる、質問をしてみるという具合になります。
その仕草や動作が、今度は逆に集中力を高めるという作用を起こします。
そして、意気投合し、その次は相手の方が色々話を聞いてくれるというように発展していくのです。